A: 300Wで20秒登ると6kJの仕事。 B: 200Wで10秒登ってから400Wで10秒登っても、仕事の合計はやはり6kJ。 空気抵抗を無視できる※くらい低速(例えば15km/h以下)なら、速度は出力に比 例するので、A の場合と B の場合で進む距離も同じ。 A と B では、進む距離もする仕事も同じだけど、消費するエネルギーは B の 方が A より多い。つまり B の方が効率悪い。 なんでかというと、筋肉が a 倍強い出力だすために人体が消費するエネルギー は a 倍よりも大きいから。 例えば 400W 出力するために消費するエネルギー は、200W 出力するために消費するそれの 2 倍では済まない。 ここまでを納得できれば、クランク1回転の間に速度がふらふら揺らぐと、揺 らがない場合より効率悪い、という主張も納得できるであろー。 この説明で分からなきゃ自分で勉強してくれ。イヒヒ。 ※ 空気抵抗を無視できないくらい高速になってくると、A と B の効率差はもっ と大きくなる。