site revision: 2018/04/02
Freediving training and lung squeeze
の要約
理屈
深く潜ると blood shift で free radical が大量に生成される。free radical は 100m 以深のダイブでの疲労感のおもな原因。
NO が大切。血管拡張作用と抗酸化作用をもつ。
NO はサイナスで生成される。ちょっとしか作れない。
NO が正常値に戻る前に潜ると blood shift の発動が不充分で lung squeeze しがち。
トレーニング回数よりも休息が大切。ディープは週に 2 回。最大でも 3 回まで。110m 以深なら 1 回。
練習法
ディープの前の数週間、RV での練習をすべき。
RV で潜ると blood shift がいっきに強く来る。
RV なら深度 20m もいけないし 50s もかからないので。DCS の危険がとても低い。
ほかもろもろの利点あり。
FRC は危ない。RV のほうが安全。
FRC は息の吐き具合に毎回ばらつきが出やすい。RV なら毎回ほぼ一定。
FRC で潜ると blood shift の発動が遅いので lung squeeze しがち。
くちのなかに耳抜き用の空気がなくなったとき、FRC だと胸から吐き戻せて先に進めてしまう。 RV だと吐き戻せないので、そこで引き返さざるを得ない。
1 回に増やす深度は 1m 以下にする (
訳注:たぶんシーズン自己ベストに近い深度での話だと思う
)。 ただし増やして良いのはボトムで耳抜き用の空気が残っていた場合だけ。
つばに血が混じっていたらそれは異常事態。深刻に受け止めるべき。